Durstのブログ

主な関心は、言葉、記号、旅など。頭に浮かんだことを、備忘録のように雑記します。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

おとなの作文教室

英語の作文術を学ぶための定番本のひとつに、「REVISING PROSE」がある。日本語に訳せば「推敲術」ぐらいか。世の中の大人たちがこぞって書く「オフィシャル・スタイル」の悪文をメッタ斬りにし、読みやすい「プレーン・イングリッシュ」に推敲するコツをま…

句読点の情報量

句読点には、思いのほか情報量が多いと思う。出だしの数行で読む気が失せるのは、自分が苦手な声色のようなものを感知して、心の耳をふさぎたくなるからではないか。使われている言葉の選択はもちろんのこと、句読点によって描かれる「文の風景」で印象はガ…

ロンドンバーの朝鮮系ロシア人

さあ、あなたも今日から、英語のシャワーを浴びよう。お決まりの広告だ。意味がわからなくとも、黙って聞いていれば英語が口をついて出てくるのだとか。言いたいことはわかるが、そのシャワーは、日本語がまったく通用しない環境で浴びなければ効果がない。 …

わかってるよ、うるせえな!

町中にある記号を見つけてスケッチし、その意味を説明せよ。小3の息子の国語の宿題である。担任の先生から直々に電話で協力の要請があったので、息子の希望通りに駅まで付き添う。さっそく道端で、「P」という文字さえ読めないのに「駐車場」という意味を…